自分基準を手放すと、選ばれる人になる

──香水のような“強さ”より、ふわりと香る“品格”を。

 

 

こんにちは。

私は、900名規模の美容団体ZELEネットワークで、

年間指名売上9年連続1位の実績があり、

リピコミュを学び、現在でも顧客再来店率98%を継続中、

リピコミュでリピートされる美容師をつくり、

美容業界の社会的地位を上げていきたいと活動している、

JSLリピコミュ講座ナビゲーター 田村裕美です。

 

先日のスタンドFMリピコミュ☆ライブは、

 

JSL代表理事・藤村純子先生の著書

『7秒で好かれる人になるコツと小さな習慣』（3度目の重版）

28ページ

 

「大人の女性は香水ではない ほんのり良い香りがする人」

から、お届けしました。

 

「五感の中でも嗅覚は、

人の印象を決定づけるポイント。

ふわっとよい香りを漂わせるのに効果的なのは、

香水よりもハンドクリームやヘアオイルです。」

 

（藤村純子.7秒で好かれる人になるコツと小さな習慣.主婦の友社.2022年2月.p.28）

 

香水は時間が経つと、

自分では気づかないうちに香りが強くなってしまうことがあります。

ふわっとよい香りを漂わせる大人の女性を目指したいですね

 

自分では良いと思っていても、

他人には強すぎる――

 

そんな“香りのズレ”は、

実はビジネスシーンにも通じるのかもしれません。

 

「自分基準」がもたらす見えない壁

先日、サロンでこんな出来事がありました。

 

マニュアルを無視して、

自分流のマッサージをしていたスタッフを見つけたのです。

 

「マニュアルって何のためにあると思う？」

とたずねると、

 

「チェックに受かるためにあるのだと思います」

と彼は答えました。

 

マニュアルと営業は別、

店の回転のためにと考えた、彼なりの工夫なのかもしれません。

 

ですが、

長く来ていただいているお客様には不信感が生まれる可能性があり、

これまで受け継がれた伝統に泥を塗る行為でもあります。

 

マニュアルとは、

誰が行っても統一した施術、高い品質を維持すること――それがブランディングであり、

お客様に安心して通っていただくための約束です。

 

選ばれる人は、「相手基準」を理解している

本当に選ばれる人とは、

相手の基準で考え、行動できる人。

 

会社の方向性を理解し、

ほんのり香る良い香りのように、

周囲との調和の中で高い完成度を発揮する人なのだと、

 

先日の事例を通して、

改めて気づかせていただきました。

 

仕事ができるのに、なぜか信頼されない。

 

「何か圧を感じる」

「スピード感が合わない」

「安心できない」――

 

そんな印象を与えてしまう人は、

もしかしたら“自分基準”で動いているのかもしれません。

 

自分基準の言動は、ひとに不快感を与え、

気付かぬうちにチャンスを逃しているのです。

 

チャンスを掴む鍵は、“選ぶ側の視点”を理解すること

この“鍵”を自力で探すのは時間がかかります。

だからこそ、学ぶことが近道です。

 

『リピコミュ講座・青本』では、

選ぶ側＝決定権者の視点を学びます。

 

決定権者の背景や視座の違い、

信頼される言動と在り方を体系的に学ぶことで、

相手基準で動けるようになり

あなたの可能性は確実に広がります。

 

「もしかして、私も自分基準だったかも…」と思った方は、

ぜひ一歩踏み出してみてください。

 

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