こんにちは、JSL認定リピコミュ講座ナビゲーター、認定ビジネスマナー講師の錦織綾です。

 

本日はある経営者の方と、長年勤めてくれたスタッフさんの「卒業」にまつわるお話です。

 

 

12年の感謝を込めて送り出す

私の知るある会社で、在籍12年のスタッフさんが退職されました。 経営者である社長さんは、関わる方々へ丁寧に声をかけ、最大限の感謝と共にそのスタッフさんを送り出しました。

 

若い頃に教わった「社長の気持ち」

実は私自身、まだ若かった頃に、取引先の社員さんの退職時にプレゼントを渡したいと上司に相談した際、こんな言葉で注意を受けたことがあります。

 

「辞められる側の社長の気持ち、考えたことある？」

 

それが理由でした。あの時、深く考えさせられた社長の心の内とは…。

 

「とても信頼して任せていたのに、辞めてしまうのか…」

「やっと、この仕事を任せられるようになったばかりなのに…」

「任せていた業務を、これからどう再構築しよう」

「このポジションの代わりは、そう簡単には見つからない」

 

私たち起業家は、こんな複雑な感情を抱えているかもしれません。

 

社員は会社を辞めることができるけれど、私たち経営者は会社を辞めることはできない。

 

最大限の賛辞で送り出した後で

そんな経営者視点を頭の片隅に置きながら参加した、スタッフさんのお別れ会。 社長さんは、満面の笑顔で、惜しみない賛辞と感謝を伝えていました。

 

きっと、お見送りという大仕事を終えた社長さん自身は、この夜、「よくやった、私！」と、自分で自分に特別なご褒美をあげたくなるような、大きな労力と感情を費やしたのだろうな、と思いました。

 

相手の心を想像する力

人を想う、相手の気持ちを想像するというのは、やはり難しいものです。特に、責任を一身に背負う経営者の心の内は、簡単に推し量れるものではありません。

 

私も、関係性構築と心理学に基づいたコミュニケーション技術を、リビプロ®コミュニケーション講座で深く学んでいます。

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ぜひ、あなたの経験も教えてください。

 

経営者の心の機微と、その視点に立ったコミュニケーションのヒントは、私がお伝えします。

 

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