緊急時に評価は覆る！

「頼りない」から「任せられる」に一変した秘密

JSLコンプライアンス担当もしております、

営業ゼロ、リピートと紹介のみでフリーランス

ガイド歴15年のJSL認定講師岡田万里子です。

（合格率10%国家資格全国通訳案内士）

あなたの「相談の仕方」で、

クライアントやパートナー企業からの評価は一瞬で決まります。

BtoCとBtoBは、求められるビジネス思考もスピードも全く違います。

 

この違いを理解せずに相談すると、

「仕事ができない」と烙印を押され、案件が滞る原因になります。

 

決定権者が最もイライラするのは、

「判断材料のない丸投げ」です。

 例えば、

「列車が止まりました。どうしたらいいですか？」

 

かつて、私が組織の総括だった時、多くの相談を受けました。

 

緊急時に「列車が止まりました。指示をください。」

という連絡が来ても、私は即座に判断できません。

 

なぜなら、

代替手段の有無、費用、時間の全てが不明だからです。

この「丸投げ型相談」は、

相手の時間を奪い、承認が遅れ、最悪の場合「承認不可」となります。

 

「即決・承認」をもぎ取る相談術

ある旅行ガイドの事例を紹介します。

 

台風で列車が止まった際、彼はこう報告してきました。

「 列車が止まってしまい運転再開の目処が立ちません。

代替としてバスを手配可能です。バス費用は◯◯円。

チケット払い戻しで相殺後の差額分の承認をいただけますか？」

私は即座に承認しました。

 

お客様の安全が最優先という共通認識のもと、

「決断に必要な情報（事実、代替案、コスト、実行可能性）」が

全て揃っていたからです。

 

普段おとなしかった彼女ですが、

 

この行動一つで

「頼りになる、任せられる人」

へと評価が一変しました。

 

相談の仕方で、あなたの能力は露呈します。

 BtoB/BtoCの違いを理解し、「頼りにされる存在」へ
成功するフリーランス・起業家は、クライアントの意思決定を後押しする能力を持っています。

 

* BtoB：組織の「ロジックと投資対効果」を理解し、リスクヘッジと提案を重視する。
* BtoC：個人の「感情と共感」に訴え、瞬発的なスピードを重視する。

 

この圧倒的な違いを理解し、

緊急時にも「即決承認」を引き出す提案力を身につけることが、

信頼とリピートにつながります。

もう「どうしたらいいですか？」は終わりにしましょう。

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